あなたの狙いは定まっているか?
皆さまお疲れ様です!
あらためまして、ここまでこのブログを読んでくださり誠にありがとうございます。とっても嬉しいです。僕の好きなBCネタならブログで書けるかなとは思いましたが、ここまで毎日書くことが出来たのも読んでいただいた皆さまのおかげと言っても過言ではありません。ってか、コメント書いていただいて構いませんので。笑 何かご要望やツッコミ等ありましたらぜひに!
今日は、最近気付いた大事なことをこれまたBCと絡めて書きます。
かかる時間はおよそですが、ざっと読むと2分、じっくり読むと4分くらいです。
すべての道はBCに通ず。
言われた一言
それは、僕が手掛けているレッスンイベントの値段設定に関して知人と議論している時でした。僕の考えではたくさんの人が安く使えた方が良いと思い、安い値段設定にしました。ところが友人から、「君が狙っているターゲットはどこなの?」と突っ込まれ、ハッとしました。まぁよくあるやつで、自分の肌感覚で値段設定してしまうという起業あるあるに陥ってしまっていたのです。
そして僕はBCのクラスを思い返しました。
BCレッスンにおける「2つの狙い」
BCのクラスではイントラさんから「あごを狙って!」とか「お腹に向かって蹴り込む」などのインストラクションがあります。これが1つ目の「狙い」です。BCは格闘技エクササイズなので、戦闘を意識させる必要があります。なぜかというと、やみくもに攻撃を打ってもきちんと効果を得られる保証が無いからです。
*ラウンドハウスキック(回し蹴り)の動きを行う際、強度を上げる場合で説明します。
対戦相手もしくはターゲットをイメージしない場合だと、こんな感じです。
「最初は軽く蹴ってみましょう。次はやや上を狙っていきましょう。いけそうな方はどんどん上の方へ足を持ち上げて蹴ってみましょう!」
といった具合ですかね。まぁ、説明できなくはないですが、参加者側からするとイメージし辛いです。
ターゲットがあると説明がラクです。
「まずは相手の膝くらいを狙ってみましょう。次は腰あたりです。さらにいける人は胸や頭を狙って蹴り上げましょう!」
どうですかこの違い。笑
ただ、周りにいる人に危害を加えたりすることは出来ません。そのため、インストラクションで参加者に「対戦相手」や「ターゲット」をイメージさせることが大事になってきます。
よくあるのが「鏡に映った自分を狙って!」というのがあります。日本のスポーツクラブに入っているスタジオですと、だいたいに大きな鏡が全面に貼ってあります。そのおかげで鏡を見ている自分をターゲットとしてイメージしやすく、狙いも定めやすいのです。
なぜオレたちはパンチするのか
2つ目の狙いは「どこに効かせたいのか」です。BC初心者あるあるで、「アッパーやりまくって腕が筋肉痛だ。背中とか他の部分はそれほどでもないけど」なんてのがあります。アッパーは腕も使いますが、一番は「背中」です。腕だけで無理やり動かすと可動範囲が狭くなり、距離が短くパワーの弱いアッパーになってしまいます。
より相手に大きなダメージを与えるのであれば、より強く打ち込む必要が出てきますね。そうしたときに、背中を引き締めて、全身を使ってアッパーを喰らわせましょう!といった形になります。
さらにさらに
トレーニングの法則で『意識性の原則』があります。トレーニングをする際に、どこに効かせたいのか、どこに力を入れたいのかなど常に「意識」する必要があるということです。そう、BCに出てくる技のすべてに「身体への効果」があります。それを意識するかしないかでまた変わってくるのです。
この2つの狙いを交互に組み合わせることにより、BCはとてつもない効果を僕らにもたらしてくれるんですね。
だから?
BCや他のトレーニングでも、仕事や業務でも、常に意識するのは『なんのためにやっているのか』ということに尽きるのだと痛感しました。BCから教わってきたことは色んな所でつながってくるんだなぁ、としみじみ思います。今後は、これをさらに具体的にして自分の事業に落とし込みます。
それではまた1週間張り切っていきましょー!