BCクラスの効果(メンタル面)
前回のブログでは、BCをやることによる身体面のメリットをお伝えしました。今回は僕が提唱する「メンタル面のメリット」に関してお伝えしたいと思います。
自信がつきやすいプログラム構成
以前のブログにて、BCは初心者の方でもはじめやすいプログラムであるとお話ししました。そのあたりをもう一度ご説明します。
*複雑なステップが無い
*1曲完結型のプレコリオ方式
*音と動作が連動しているので展開がつかみやすい
この3つだけでも、「自分って結構出来るんだ」という自信がつきやすいと思います。
壁を乗り越えた先に
そしてBCを受ける上で重要になってくるのが「いかにして負荷を上げるか」という点です。トレーニングをする際には、過負荷の原則が出てきます。筋肉を成長させる、あるいは心肺機能を向上させるためにはいつも以上の負荷をかける必要があるのです。
レベル別の負荷
BCにおいては、負荷の掛け方は自分次第になってきます。オーソドックスなものはレベル別で負荷を上げていくものになります。
例)ラウンドハウスキックの蹴る高さをレベル別に変える場合
Lv.1 膝の位置
Lv.2 腰の位置
Lv.3 胸の位置
Lv.4 頭の位置
蹴った際に身体がぶれないように安定させなくてはならないので、蹴る位置を少し上げるだけでもかなりきつくなります。そのため、レベル1が出来たら1段階上げていくのがベストであると思います。
クラスでの新たな発見
レベルを達成するたびに「おぉ、僕ってこんなに動けるんだ」と思うはずです。出来ないと思っていたのに出来たとなると、その振れ幅はすごいものです。服を買いに行った先で、ほしい服が自分の思っていた値段よりも低い値段で売られていたら嬉しいですよね。それと似ています。
また、レベルを達成することによって自信がさらについてきます。たとえば、ラウンドハウスキックの蹴りの高さを上げることが出来た、バテずに1曲通して出来た、ジャンプニーを連続8回出来たといった、BCレッスンに参加するとこれらの「出来た経験値」を得やすいのです。そして、それらの「出来た」という経験値を大なり小なり積み上げることによって、自信はつけられていくのだと考えます。
要は、BCのプログラムって人を乗せるのが上手いんです。笑
これに関してはイントラさんのキュー出しによる力量もそうですが、プログラム自身のものによる効果が大きいと感じています。
自信がつくことによる生活への影響
自信がつくことによって「自分ってこんなことも出来るんだなぁ」と、新しい自分を発見することが出来ます。僕の場合は、BCをはじめてから上に挙げたような経験をたくさんしました。そうした経験値が積もったことにより、「僕ってもっと色んなことが出来るんじゃないか?」と思うようになりました。それからは、考え方がかなり変わりました。
それが、
『これは自分には無理だろうから、やらない』から『まずやってみるか』という考え方です。
こうした考え方に変わったことで、どん底だった高校生活に変化が起きました。
ただの生徒が生徒会長に
夏休みの間にBCクラスにたくさん参加したことで、失っていた自信を取り戻せました。休み明けの秋には何か新しいことを始めたいと思っていたとき、学校の掲示板で生徒会のポスターを見つけました。生徒会長になって、周りの人全員の度肝を抜いてやると決めたのです。
以前の僕であれば、「生徒会長になるなんて自分には無理だ。なれっこない。」と最初から諦めたはずです。
ところが、BCで自信を付けたことにより「ダメかもしれないけど、とりあえず選挙出てみるか。」という思考になったのです。それからはその考えに沿って行動して生徒会長選挙に立候補し、当選しました。
つまり、BCをやることによって生活まで変化した!ということです。
おそらくこれ読まれている方は、眉唾ものでしょう。ところがですね、僕が今までにBCレッスンで出会った方の中には、同じような方がけっこういらっしゃいました。この方達とのエピソードも今後お話しします。
まとめ
レッスンを受ける⇒自信がつく⇒考え方が変わる⇒生活も変わる
こんな信じられないサイクルが生まれるのです。僕がBCの楽しさを伝えたいのは、こういう部分があることを皆様に知っていただきたいからなのです。
今日はBCの根幹にせまるお話を出来て良かったです。