振付け覚えるのがめんどい
ブログも6日目です。まだまだ語ってまいります。
今日はBCとエアロビのプログラム構成の異なる点から、魅力をお伝えしたいと思います。
エアロビの難しさ、再び
前にエアロビのステップ動作が難しい、と記事に書きました。ですが難しいのは、ステップ動作だけではありません。メインとなる振り付け、それらを一連の動作として組み合わせる、これが1番の難関だと思うのです。
一般的なエアロビやダンス系クラスの場合
A、B、Cという動きのブロックを前半で練習、後半でD、E、Fの動きのブロックを練習してから最後にA-Fまでを通します。前半の時点で、初見ではなかなか出来ない動きをイントラさんから指示をされます。ステップもおぼつかない僕は、当然出来ません。でも他の方々は出来ているので、ある程度すると容赦なく置いていかれます。
後半練習が終わって、最初から通す頃には前半部分はほとんど覚えておらずまともに動けません。正確にいうと、
前半のブロックの中で何割かの動きが頭から抜けてしまう、です。
エアロビもすべて流れが決まっていますので、1つの動きが出てこずに止まった瞬間、流れが途切れてその場に立ち尽くすことになります。
こうしたことが何回も続くことにより、「他の人たちが出来ているのに、出来ていないオレは無能なんじゃないか」とか負のスパイラルに陥ることがありました。
覚えなくても良いんだよ
一方BCの場合は、振り付け(コリオ)が曲ごとに変わります。
BCは現時点(2019年その日)で、760曲程存在します(日本未上陸のBC2とBC3を除く)。1曲ごとに、使われている曲とコリオが異なります。似たようなコンビネーションはあっても、まったく同じ動作はありません。
今の曲だけをやりきる
なので1曲(4~6分ほど)終わったら全て忘れてOKです。
同じ動作が数曲後に出てくる、とか、最後の曲では最初の動きから通して行う、などは一切ありません。安心してその1曲に集中してください。
トラックの種類
BCクラスフォーマットは現在以下のようになっています。
60分の場合
1曲目 ウォーミングアップ
2曲目 コンバットトラック1
3曲目 パワートラック1
4曲目 コンバットトラック2
5曲目 パワートラック2
6曲目 コンバットトラック3
7曲目 ムエタイトラック
8曲目 パワートラック3
9曲目 筋コンディショントラック
10曲目 クールダウントラック
45分のクラスだと5曲目、9曲目が割愛されます(※ナンバーによっては4曲目も割愛)。30分のクラスでは、1曲目→8曲目→7曲目→6曲目→10曲目という流れになります。
ウォーミングアップでは、BCで出てくる基本的な動作を確認しつつ身体を温めていきます。前半部分は、主にパンチといった上半身の動きを行い、後半部分ではキックなどの下半身の動作を行います。この曲で、レッスンに出てくる動作を一通り確認できますので、あらかじめ動作の予習をしたりする必要はありません。
コンバットトラックは、パンチとキックを組み合わせて動いてゆくトラックです。最近リリースされたものだと、終始キックだけのトレーニング要素が強い曲もあります。
パワートラックはパンチだけの曲です。クラスの流れとしては、このパワートラックを区切りにしても問題ありません。
ムエタイトラックは、膝蹴りがメインのハードなトラックです。このトラックでいかに追い込むかによってクラスの達成感が変化してきます。
筋コンディショニングトラックは、主に腕立て伏せや腹筋を行います。
クールダウンは、ストレッチがメインです。曲によっては型をやったりもします。
このように、BCの曲は1つ1つが独立したトラックとして成り立っています。
コンバッター同士が集うと、あなたは何の曲が好き?、といった話題も出てきます。それぞれのBCトラックに関しての詳しい説明は、またの機会に。今回のはあくまでもさわり程度です。