皆さま、お疲れ様です!
この本ってご存知でしょうか?
サードドアって?
アレックスは本の中で、サードドアを次のように定義しています。ファーストドアは誰にでもあって、一般的な道とされています。セカンドドアは、一部の富豪など生まれたときからVIP待遇で過ごせる人達の道。そしてサードドアは、普通の道とは異なる新しい道のことです。スティーブン・スピルバーグ監督の例を出しますと、彼は映画スタジオに潜り込んだことからキャリアの第一歩を踏み出したのです。スタジオに入ったことで著名な監督に気に入られて映画監督としてのスターダムを歩むことになりました。つまり正攻法ではなく、いってみれば非常識なやり方です。他の著名人たちも、こんな感じでそれぞれの”サードドア”を開いているわけです。
僕には全然関係ない話だな、と思って読んでいたのですが、
オレも開けてるやん。。。
と気づいてしまったのです。
僕にとってのサードドアは?
ニュージーランドで開けたと思っています。と言いますのも、ニュージーランドに行くまでは順風満帆とは言えませんが、学生して問題も起こさず卒業して就職した『一般的な道』を通ってきました。ところが、ニュージーランドでは自分以外に頼れる人はいません。これまで自分の中にあったルールみたいなものは全く通じないことにショックを受け、かなり苦しみました。考えあぐねて、何でもとりあえずやってみるしかない、という結論に達して行動に移し始めました。
僕は2013年の1月に単身でニュージーランドのオークランドに行きました。現地のトレーナーのもとでボディコンバットについて学んで、あわよくばレスミルズ本部でイントラもやってしまおうと企んでいたのです。とはいえ、その時は英語も満足に話せません。英会話力を早急に上げないといけなかったのですが、語学学校に行くほどのお金の余裕は無かったので、ある方法を試すことにしました。
”公園にいる暇そうな人に声かけて5分程度おしゃべりする”というものです。今思えばこれこそが、僕にとって最初のサードドアだった気もします。
公園にて実践英会話
早速、シティ中央の大きな公園にいくとベンチに腰掛けてのんびり過ごされている方が結構いらっしゃいました。初めこそは躊躇しましたが、
やってまえ!!!と勢いで頼んでみました。
すると意外なことに、声掛けた全員の方とお話することが出来たのでした。ある程度慣れて、あいさつくらい簡単に出来るようになってからトレーナーに会うことにしました。
DVD動画にも出演されているTauvaga師匠は、オークランド本部ではなくNewLynn店で火曜の夕方にレッスン持っていました。僕は彼のレッスンを受け終わってからTau師匠が一人になった瞬間に話し掛けて「日本から来たダン・クマガイと言います、イントラになりたいのです!」と訴えました。そうするとTau師匠は「わかった、来週から見てやるから夕方に来なよ。」と快諾してくれたのです。
常識をぶち壊すのは愛?
英語を学ぶなら語学学校、イントラになるなら手続きする、などなど僕の中にはいつのまにか"
常識"が存在していました。しかし、
ニュージーランドという極限の環境で常識云々言ってられなくなった時に、別のやり方を発見したのです。これも僕の
ボディコンバットに対する愛が成せる技なのでしょうか。笑
ただその一心で
ニュージーランドを過ごし、ここまでなんとかこれました。これからもそんなサードドアを開けまくって、日本一のコンバッターになるべく頑張りますので応援よろしくお願い致します!来週からまた頑張っていきましょー♪