それでも、オレはコンバッター

自称・世界一ボディコンバットに愛されている男が、ボディコンバットに関するお得な情報と愛を発信するブログ

初海外BC~続き

皆さま、お疲れ様です!

意外や意外に昨日の記事の反響がすごくてですね、「早く続きが知りたい!」といった声が多数返ってきていまして、自分でもビックリしております。笑

そんなわけで昨日のパリBCの続きになります。大学1年だったダン・クマガイは、大学の語学・文化研修に参加しパリへ行きました。ところが、慣れない土地・慣れない言語に苦しめられます。とうとう我慢の限界が来てしまい、教授に紹介していただいたBCが出来るジムへ、単身で乗り込んだのでした。そこで見たものとは!

 

マッチョしかいねぇ、、、

右にも左にもマッチョしかいません。タンクトップの紐が乳首を隠しきれていないマッチョの男性Wooo!」とうなり声をあげてマシンを動かすマッチョ、、、「あなたそれ以上鍛えてどーするの?」と思ったほどです。笑 

日本では普通のジムしか行ったことがありませんでしたので、その光景は当時の僕にとっては衝撃でした。

 

いざフラ語でBC!

スタジオに並んでも(並ぶというか入口ドア前にたまる感じ)、当然のことながら日本人はおろかアジア系の方は皆無です。けっこう女性の参加率の方が男性よりも多かったような記憶があります。緊張が高まります。。

 

なんかバレエっぽい掛け声

イントラさんは女性の方で、やった曲はBC38の通しでした。イントラさんはもちろんフランス語で指導しますので、動作の詳しい説明で何を喋っているのかは僕には分かりません。ただコリオの名称は英語で、そこまで変わりませんでしたので聞き取ることは出来ます。

ちなみに、普段聞いているパンチの「クロス」という単語は、フランス語だとRの発音がないため「クホス」と発音されていました。掛け声は英語でのワンツースリーではなく、「Un, Deux, Trois!!(アン、ドゥ、トゥロワー!!)」だったので新鮮でさすがに笑いました。

 

サプライズ

3曲目のパワートラック1に入るときに女性イントラさんが僕を指さして何か言っています。どうも雰囲気的に「こっちに来て私と動け」といった感じです。周りの参加者もヒューヒューと盛り上げています。かなり戸惑いましたが、

これでいかなければBC男子ではありません!意を決して、ステージへ行きました。

イントラさんが僕の方に近付いてきて何か話しかけてきます。「名前は?」と聞かれ、僕がたどたどしいフランス語で「ダン・クマガイです!日本から来ました!」と答えるとさらに大きな歓声が上がりました。緊張が否応にも高まります。

 

BCが言葉を超越する

とはいえ、当時の僕はまだBCイントラではありませんでしたのでイントラ側で動いたことがありません。いつもは右側スタートのところを左側からスタートするのは違和感です。コリオも間違える可能性もかなり高かったのですが、腹をくくって動き始めました。

 

 

「 ? なんでオレはこんなスムーズに動けているのだ?

 

 

動き始めるとさっきまでの不安はどこへやら、イントラさんと一緒になってすんなりと動けています。やはり、自分が聞いたことのある曲とコリオがあるだけで、何をすれば良いのか自然と分かるんですね。他の記事でも書いていますが、BCのコリオは全世界共通です。日本でもニュージーランドでも、フランスでも曲と動きが同じなのです。だからフランスで受けても、日本でレッスンをやっているかのようにいつも通りに動けるのです

 

 

この時の僕の心境を映画シーンで例えると、天空の城ラピュタムスカ大佐が碑文を読んで「読める、読めるぞ。。。!」と興奮するシーンですかね。

ふざけているわけではありませんが、割とニュアンスは近いです。笑

 

戦いを終えて。。。

1-2曲だけ一緒に並んでやりましたが、曲が終わると喝采を浴びました。笑

レッスン終わりに参加されていたおばさまからはハイタッチをされ、他の方々とも少しお話しすることが出来ました。僕が言いたいこと、もうお気付きでしょうか?

 

そう!

我々は、BCクラスで『言葉を超えて、分かり合えた』のだと直感しました! 

 

前回のブログで、僕がフランスの方とあれだけ意思疎通出来なかったのに、BCクラスだと言葉がなくともお互いに理解し合えていますこれハッキリ言いますと、とんでもないことです。じゃあ言葉ってなんなのさ、とかそこら辺の問題にまでなりそうですものね。

 

BCをより好きになった

この体験を19歳という早い時期に出来たからこそ、BCの魅力をさらに感じることが出来たのだと思っています。この経験をキッカケにして「BCとは?」と自分の中で考え始めるようになりました。僕の事業も、それを体現するツールとして用いることで多くの人々に運動が持つ可能性を伝えたいと思うのです。

我ながらなかなか感動的な記事になりました←

皆さま、良い華金をー♪