それでも、オレはコンバッター

自称・世界一ボディコンバットに愛されている男が、ボディコンバットに関するお得な情報と愛を発信するブログ

正しいフォームとは?

皆さま、お疲れ様です!

4/3(水)のレッスンですが、定員6名でもうすでに1人ご予約されました!

ご興味ある方はこちらまでお問い合わせください♪

dan.kumagai.dev@gmail.com

 

今回の記事は誰もが触れたがりませんが、めっちゃ重要な所を書きます。それは、「BCにおける正しいフォーム」に関してです。

 

皆さまにいきなり質問です

BCのフォームに正解はあると思いますか?

 

 

 

 

 

 

 

個人的に、BCで正しいフォームは無いと思っています。

その理由についてご説明致します。

 

日本で習ったフォーム

高校で始めてからイントラの資格を取るまでの4年間は、僕は独学でBCのフォームを研究していました。脇の締め方、アッパーの腕の角度、キックの際のつま先の角度などです。きちんとした研修で習ったのは、大学2年の終わりにBCイントラになる時です。資格を取る際のモジュール(レスミルズプログラムにおけるインストラクター研修)にて、担当のトレーナーさんから僕にいくつかフォームの矯正がありました。その時は「あぁ、これがBCにおける正しいフォームなんだな」くらいにしか思っていませんでした。

それから試験には合格して、レッスンを担当して卒業するまではその当時信じていた「自分のフォーム」で行いました。しかし、ニュージーランドで衝撃を受けることになります。

 

NZで見た異なるフォーム

ニュージーランド修行にて、僕は色んな方のBCレッスンに出ました。どの方もパワフルで楽しいレッスンをしてくれました。ところが、どれもが

「あれ?日本で今まで習ってたやつとフォーム違くね?」

ということが何回もあったのです。脇がやたらと開いてジャブを連打している人、バックキックが足を軽く後ろに押し込むだけの人、アッパーが小さい人などです。

僕が今まで習ってきたことは何だったのか、と呆然としました。

 

でも、そのフォームかっこよくね?

フォームが日本のものとまったく異なるニュージーランドのイントラさんのフォームですが、かっこいいんですよね。というか、「その人に合っている」と表現した方がしっくりきますね。体格が大きな方は脇が多少開いていてもダイナミックな動きでフォームを魅せたり、逆に体格が小さな女性イントラさんは、ひとつひとつの動きを鋭く打ち込んでいたりしていました。

そう、彼らは基本の動作に「自身のオリジナリティ」を加えることによって、彼らにしか表現できないフォームを形成していたのだと思いました。



イントラさんになんか言われませんか?

BCレッスンを受けていると、インストラクションで「ガードを下げないように!」とか「〜肘を伸ばしすぎないように!」といった指導が入ることがあります。これらはレスミルズではあまり推奨していません。参加者の方にレッスンで気持ちよくなってもらうためには、〜しないで、とかはネガティブな言葉になりますからね。

だいたいこう言ってくるイントラさんは、認定もらったばかりの新人さんか、かっちりやらせたい堅物さんです。笑

新人さんならともかく堅物イントラさんは厄介ですね。彼らは「自分がこうだと決めた」フォームを参加者に対して押し付けているのです。これではBC=自由なプログラム、という公式が崩れてしまいます。

 

勘違いしやすいとこ

負荷をあげるよう指導することと、フォームの矯正をすること全く異なります

別のブログでも書いたように、BCのクラスでは負荷をあげることが大前提にあります。とはいえ、参加者の中には負荷の上げ方がよく分かっていない方もいらっしゃいます。そうした場合はイントラさんが負荷をあげる指導をするべきです。

 

一方でフォームの矯正は、よっぽどその参加者の姿勢が悪く、このまま続けると怪我の恐れがあるくらいでもない限り、指導しない方が良いと思います。そのフォームはその方にとっては、やりやすかったりするかもしれませんからね。

さらに言うと僕の事業を手伝ってくれている理学療法士の後輩の意見だと『動きを完璧に揃えるとなると、それはパフォーマンスの域になってしまう。』そうです。

シンクロナイズドスイミングとか、日体大の団体行動などはパフォーマンス重視です。これらは技のクオリティを上げる必要があるため、動作の1つ1つを徹底的に他のメンバーと合わせるのです。

翻ってBCでは、全員がきっちり揃える必要はありません。パフォーマンスとして点数を競ったり、お客さんに見せたりなどしませんからね。鏡に映った隣の人と自分のフォームがなんだか違う、となっても大丈夫です。自分は自分、の精神を貫いてください。

 

何を信じれば良いのか?

僕がBCで唯一信じていることは『自分がカッコいいと思ったもの』だけです。

日本人のイントラさんだろうが、NZのイントラさんでも、参加者の方でも、カッコよければそれを吸収させていただいております。

 

そう、自由にやれば良いと僕は思います。だから僕はこんなにもBCにのめり込んでいるのです。

皆さまも良い休日をー♪

 

 

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